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2026-04-07 09:30:00

狂乱のイラン戦争のこれからに、この戦争を仕掛けたトランプ氏そのものが、明らかに困っている。事態をどうかする最高の責任がトランプその人にあるのは、誰の目にも明らか。しかし事態はトランプにとって八方ふさがりで、どの方角を選んでも、米国にとっては地獄・煉獄。トランプその者にとっても、もとより地獄。英語ではこういう状態を、「イン ザ ホール」という。日本人だってそのぐらいの英語は使えるよ。/この狂乱の時に、状況を具体的に考えるよい手がかりが、ネットに配信されている。4/7 Forbes JAPAN 配信。「イランと米国の戦闘を終結させる3つのシナリオ」である。冷静な記事だ。願わくばトランプがこのぐらいに冷静に考えてほしいものだ。/ この停戦のシナリオは三つ提案されている。① 米国はこのままイランへの武力攻撃を続けてゆく。② 米国は勝利宣言し、イランから撤退する。③ 米国は条件付きで停戦を行う。/この配信を行った御仁は、①と②には賛成しない。①であれば、イランは米国にとっての「第2のベトナム戦争」と化し、その戦争が収まったときには、米国の政治と社会と経済と文化は、惨憺たる亡国のありさまとなっていよう。現在の米国に1960-70年代当時の米国社会の健全さなどぜんぜんないからである。②は、いわばイランが勝利者になっている図だ。やがて米国が敗北者として「新しい世界」に対面するように、世界が変わってゆくと。トランプが何べん勝利宣言しても、実際に勝利したのはイランなのがはっきりしてゆく。/ホルムズ海峡の安全通行の「原則」を条件に米国が停戦するというのが③ということになろうが、イランは米国の約束など信じはしない。世界中の国々がイラン戦争仲介に乗り出して、ホルムズ海峡安全通行の原則と引き換えに米国を停戦させるように行動するというのが、イラン戦争を終わらせる決定打になりはすまいか。//トランプ殿すら困っているのに、私ごときがとやかく申し上げることではないが、どうおもいますか、皆さん。まあイラン戦争からは手を引いて、これから全力挙げて自分の任期4年をまっとうできるようトランプ氏は頑張る道が残っている。/それにしてもこの配信記事では、どの案をとろうが、「その後イスラエルはどういうことになるのか」に触れる余裕が、全くない。