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今や日本でも世界でも、イラン戦争停戦の成否は、ひとりひとりが自分の運命ともかかわるから、一生懸命、これがどうなるか、憂慮して見守っているとおもう。私もそのひとりだ。今日の新聞は丁寧に読んだし、今晩の各局のイラン停戦ニュースも、見ている。/ 一向に出口がないな。/ 気慰めかもしれないが、みていて「変だ」とおもう点がある。/ 新聞もテレビも公正な判断を期しているものとはおもう。しかし ① そもそもイスラエルと米国が、共同してイランへの武力侵攻を行って以来、イランガ応戦し、かつホルムズ海峡を事実上封鎖して、いまのイラン戦争になっているのだろう。この「イスラエル・米国のイラン侵攻」が明瞭に国連憲章に違反する、許されざる行動と、いう世論があったはずだが、今「2週間の停戦 と停戦と同時にホルムズ海峡の封鎖を解く」という「いま念願の成り行き」は、「双方が戦闘の権利をもっている」のではなくて、「イスラエル・米国が、戦闘を停止し、それに応じてイランも戦闘を停止する」という筋のものではないのか。まるで世界中が「双方とも戦闘の権利を持っているが、それを双方が停戦する」かのように考えているかのように聞こえるのである。トランプが和戦両様の「権利」があるかのように演説しているのが妙なのである。 ② そもそもイスラエルの「ガザ占領のありよう」が、国際社会から多くの非難があった状況ではないか。その非難が消えたわけではあるまい。そのイスラエルが今度はレバノンを「第二のガザ」にするかのような武力紛争を激化させているが、いったい世界中の人々は、ガザのことはもう済んだことでもう考えなくていいと思うのだろうか。/ 今回の「停戦」への運びは、パキスタンが仲介国となって、パキスタンが米国、イラン、双方と協議しながらまとめたものとされているが、いま問題の「停戦がどのような条件の下でおこなわれるはずのものか」という件について、イランとパキスタンは、「レバノンへの武力侵攻」はない、という条件だったとし、イスラエルは、そして米国も結局、そういう条件はなかった、としている。しかし仲介国のパキスタンがそういう条件があったとしているのを、米国はどうして無視するのか。この点の論議は米国にひじょうな責任があるように思うがね。イスラエルは玉虫色のものをあえて破ったということだろうね。これが論議を呼ぶだろうとはイスラエルは十分承知してやったのであろう。