インフォメーション
2026-01-11 19:11:00
「地球史」と言ってしまうと、もう少し追加説明が必要です。菲才ながら、述べます。/地球地表の歴史を表す「地質年代」というものがあります。17世紀に、ノアの洪水をもとに、近年の地質年代を「洪積世」「沖積世」と呼びました。1969年に地質学は国際的に呼称を改めて、「更新世」「完新世」としました。(だから我々の世代によっては、古いほうの地質年代名で覚えている人々がいるわけです)(なお今日の学校の試験では、後者の呼び方を正解とします)/ところで地球は、氷河期と間氷期を長い間隔をおいて繰り返しているのですが、最近80万年前から約10万年間隔で氷河期と間氷期を繰り返したといいます。この最後の氷河期が3500万年前から始まりました(これを第4紀といいます)。この第4紀について、258万年前から始まり1万1700万年前まで続いたのが「洪積世(更新世)」。1万1700万年前から始まって今日に至るのが「沖積世(完新世)」です。/17世紀には、洪積世というのは、「ノアの洪水」が済んだがまだ洪水が地上にあふれていて、水が引き始めている地質時代だと言います。沖積世というのは、洪水が退いて、沖積平野が生成した地質年代だといいます。この「洪水」という譬えは、「氷河が解けて水が地上にあふれた」ものと考えていいでしょう。/そういうわけで、人類が火の使用を始めてからの歴史というのは、洪積世(更新世)と沖積世(完新世)にまたがることになりましょう。人類史を「第4間氷期」と呼ぶのは、以上のような理由からです。/第5氷河期というような時代がいつ来るか、これは私の知恵や知識を超えます。ただ、そういう懸念を理由に、「現在の地球温暖化」に疑念を呈する人がいないわけではありません。//続けて、書きます。