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2025-12-03 08:56:00
2025年3月にウクライナ大統領ゼレンスキー氏がホワイトハウスを訪れてトランプ氏とそのスタッフに面会したときの切迫した会談の一部始終が、12/3 読売新聞オンライン 配信記事 「ゼレンスキー氏『答えてもよいか』、トランプ氏『だめだ』...首脳会談で口論の主なやり取り」として、報道されている。/今、虚心坦懐に、つまり「日本国の統一見解」に従って「欧米同様にウクライナの立場を絶対的に支援する」という「前提」をひとまず脇に置いて、当時のこの両者の口頭のやりとりを観察してご覧になるがよい。/2025年3月当時は、読売新聞自体も含めて、日本政府も日本人も「日本国の統一見解に従って、欧米同様にウクライナの立場を絶対的に支援するという前提」に強力に拘束されていたから、このゼレンスキー・トランプ会談をそのままなぞって何か考えることは不可能だった。そこで当時の日本の新聞紙面は(テレビもだが)なにやら得体のしれない「談話の不一致」のようにしか報じられなかった。(ただ、トランプ側は、この席に新聞記者を同席させており、この席でのやりとりを「公然たるディール」と自任している。)//今の時点で自分たち自身のことを考えれば、ウクライナの徹底的擁護という当時の「日本国論の統一見解」は実質的にはどういうニュアンスになっているか、誰もまともには語りたくない話題ではなかろうか。