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2025-10-27 18:18:00
10/27 FNNプライムオンライン 木村太郎氏執筆 配信 「ニューヨークに『社会主義者』、「イスラム教徒」の市長は誕生するか 全米が見つめる"マブダニ"現象」。ご一読あれ。/11月4日投票のニューヨーク市長選で、民主党の候補者で、「現実的社会主義者」を名乗るソーラン・マブダニ氏(33歳)が圧倒的に優勢だそうだ。だいぶ遅れて2位に元ニューヨーク州知事、クオモ氏、ずっと遅れた3位が共和党候補だそうだ。CNN調査によれば、民主党支持の66%が「社会主義に好意的」だそうで、マブダニ氏が当選すれば全米最初の「社会主義大都市市長」との由。ちなみに間大戦期の民主党ルーズベルト大統領は、はじめニューヨーク市長であった由。トランプは「これはもう負かすことができない」と称して、早々とニューヨーク市に対する連邦予算180億ドルを削るという暴挙を行った由。このマブダニという人は、アフリカ生まれ、両親はインド系のイスラム教徒で、非常に多数の市民がマブダニ応援のため登録したという。この人の現実的社会主義というのは、いってみれば「社会民主主義」。資本主義を否定はしないが、「公平な分担を求める」という政見だという。マブダニ市長が決まると米国のいくつかの大都市に飛び火するだろうし、米国民主党が「社会民主主義政党」となって、トランプ後の米国政治を一変させるかもしれない。