インフォメーション
2024-04-06 08:05:00
「単発」ではどうということのないニュースだが、その「単発ニュース」がたくさん集まると、やはり札幌も大きく変貌しつつある、ということになるだう。/野外でジンギスカン鍋をするのは、札幌市民の従来当然の「風習」だった。しかしその煙や独特のにおいや、その周辺がこ汚くなることやは、マイナス面であって、会場の周辺がこのマイナス面に拒否反応をはっきり表せば、この懐かしい風景は存続できなくなる。仕方がないね。/北海道新聞の文化教室などが、これからは創成川を超えた東側の会場に移動するという。大通りがだんだん過密になってきて、従来の大通りを構成していたイメージがちょつとずつ拡散してゆく。仕方がないね。道新があそこにあり、東京三菱銀行があそこにあり、北海道銀行本店があそこにあり、なぞという固定観念が少しずつ変化せざるを得ない。仕方がないね。私が札幌に初めて定着したころは、北海道銀行本店で昼休みになったときには、ちょっと昼休みの時間を過ごそうかという範囲が、非常に狭かった。タイムス食堂というのがあったが。これは誰でも入れる非常に広い食堂だった。まあなんでも変化してゆくのが当然だろう。あの北海道拓殖銀行本店が消滅したのが、なんといっても大変化だった。
2024-04-05 08:46:00
最近ブックオフで、『現代用語の基礎知識2020年』を目にして、すぐ買ってしまった。200円という超低価格である。/往古には『現代用語の基礎知識』を毎年購入していた時期もあった。最近はとんと無関心だったので、この「2020年版」を手にして、「あれ、まだあったのか。いやに薄くなったな」が、偽らぬ感情。/さて丁寧にこの「2020年版」を見てゆくと、この「2020年版」は、これまた「自由国民社」の編集・発行には違いはないが、これはいわば戦後1948年版以来連綿として続いたあの『現代用語の基礎知識』の「リニューアル新版」のようだ。2020年1月1日発行。これはちょうど「令和2年」に当たる。つまり令和元年・平成31年版を以ってあの分厚い旧『現代用語の基礎知識』は一時代を終えた・「令和」からを新しい時代と考えて、この300頁にも満たない、薄い、新「現代用語の基礎知識」で勝負を続けようということらしい。/その編集方針は、2019年(平成31年・令和元年)から2020年(令和2年)に至る1年間(といっても、現実には2019年1年間)の「主要な話題」をピックアップし、その話題ごとに「新しい用語」を収録するという方式である。その「主要な話題」の「論者」に充てられた人々は、概して「その時期において進歩的論陣を張る」人々である。必ずしも「左翼的」というのではない。/300ページ未満では、「新語を網羅する」わけにはゆくまい。「話題」を読みながら、そのついでに「その話題に関する新語」をちらと眺める程度になろう。「全体の索引」以外は「その年のあらゆる新語」という切り口はなくなったということだろうね。時あたかも「グーグル時代」で、「抽出データ」ではなく「全数データ」を当然とする時代だが、あえて「抽出データ」で時代に臨む構えだ。(わたしはそれで悪いとは一言も言っていない。)/しっての通り2020年(令和2年)は、わが国では「コロナ禍」第1年目だ。2020年の初頭には、横浜港につながれていた客船に大量のコロナ患者が隔離されていた。当時世間一般は、まさかこの「コロナ禍」がこれから世界大戦間の期間に優に匹敵する期間、日本の、いな世界の、人類の生存を脅かすことになろうとは、露にも想像しなかった。/さて、当然ながら「2020年版」は、「コロナ禍」の開始など全然想像していない。大谷翔平もまだ登場しない(イチローの引退記事は出ている)。しかしたいへんに面白くこの「2020年版」を読んでいる。そこに示されている「文明批評」が、今でも有効だからだ。(今後、時々この話題をだしますよ。)ぜひ2024年版を新刊で買ってみようと思っている。
2024-04-04 09:00:00
しばらく休んでいました。
その間一身上にいろいろあって、続けられなかったのです。
ようやく一段落しましたので、少しずつ始めます。
最初に。ガザ危機は、最後まで気にかかっていました。
いま言えることは、ガザ危機なるものは、イスラエルの横暴・横着の一語に尽きます、
イスラエルはこの機に、この地域をイスラエルの一部として取り込もうとしている、としか思えません。
2023-11-23 22:34:00
北海道新聞11月23日号 1頁。「ガザ戦闘4日間休止 イスラエル・ハマス合意 23にちにも開始 人質50人釈放」カタールの仲介、ということらしい。イスラエル軍によってガザの民間人の殺傷が始まってから、1か月半が経過した。殺傷は1万人以上になったのではないか。2頁。「イスラエル人質を優先 ガザ戦闘4日間休止に合意 解放求める世論に配慮」。7頁に「社説」・「ガザ暫定合意 人命優先で全面停戦を」。6頁。「イスラエル 少年ら釈放へ」イスラエルの刑務所に入っていた未成年者を釈放するということのようだ。
2023-11-08 15:43:00
北海道新聞11月8日付け 1頁。「苫東DC先行整備、ソフトバンク 経産省、300億円補助」。ソフトバンクが苫東に大規模データセンターを作るという話。今後デジタル産業が当地に集積する可能性を顧慮したそうだ。その関連記事が3頁に。「データ地方分散、苫東に国内最大級施設。適地の道内、国が本腰」。大型データセンターは従来は東京と大阪に集中していたそうだ。北極圏航路との関連で苫小牧は北欧との関連が出てくるだろうから、その意味でも苫小牧はいい基地。その関連記事が5頁に。「苫小牧 脱炭素地域に。環境省、全国12件選定。企業が太陽光発電して余剰電力を住宅用に供給する構想。」札幌市-北広島-千歳-苫小牧と、新時代の産業ベルト地帯が生成してゆくのかと思うと、頼もしい。まさに100年に一度といってよい盛り上がり。北海道はこうなれば「札幌--苫小牧」に隣接する地域の「開発計画」を早めに工夫したらよかろう。例えば、隣接する「小樽--余市--ニセコ方面の工夫」が、今のところあまりにも無策ではないか。例えば、「札幌市に隣接する石狩港方面や当別方面の工夫」は無策すぎないか。「札幌市の真駒内や南区の工夫」はこれまた無策。「旭川方面とこの札幌・苫小牧線の関係はまつたく無策」。「北広島と江別の関連はほぼ無策」。そして「苫小牧から静内方面とのかかわり」はまつたく無策。あるいはこの地区に飛行場をもう一つ作ったらどうだ。(石狩か。ニセコか)小樽港と石狩港をつないで、小樽・石狩港として開発する工夫はないか。当別付近の湿原を観光地にできないか。