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2025-10-21 08:12:00
昨夜、3勝3敗のあとを受けた決勝戦で、日本ハム・フアイターズはソフトバンクに惜敗し、残念ながら今年はパリーグ代表として全国大会に臨むことができない。それにしても内外の政治・経済・社会情勢が視界がさだかでなくて曇りっぱなしの本年、その頑張りによってよく私たちを慰め、力づけてくれました。/今日の朝日新聞を見ていると、新潟県で半導体企業が倒産のやむなきに至ったという記事が出ている。この新潟県の「半導体」はいってみれば1980年代の技術の半導体で、最近の先進国レベルの「ナノテク適応」ではないのだそうだ。現在の先進国の国内産業にはいろいろの技術水準の製造技術がある(これは米国でさえいえることだ)。現在の世界の技術地理は、様々なレベルのものが並立している。たとえ1980年代の技術でもそれが現役で活躍できる国や地方が、たとえばグローバル・サウス諸国なら十分にありうる。適当なグローバル・サウスとの協力を行うように中央なり地方なりの政府が早く留意してあげればよかったのに。こういうことは北海道でもいえることだ。道内に産業記念事業を設け、旧産業経験をグローバル・サウス国民に伝える施設を工夫できないかなあ。北海道の旧農林水産工業の中にそういうネタはないか。かつてロシア共和国と北海道が「地方外交」を行っていた時、ロシア側が北海道のいくつかの生産組織に集中的に興味を持ったが、この経験は道庁に残っているはずだから、その気さえあればこういうプロジェクトはすぐにでも開始できる。/北海道には「隠れた人材」がたくさん眠っている。たとえば、船舶操船技術を持った人材は北海道におそらくは全国一多数存在する。たとえばロシア語会話可能な人材は北海道に多数いる。これも多分全国一だろう。等々。ただ、年数の経過とともに老齢化しているけどね。政治が、こういう人々を起用する日が早く来たらんことを祈る。